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【なでしこ】新監督候補にドイツ名将らが浮上 暫定監督も視野に時間をかけて選定へ

東スポWEB 2024年8月22日 6時11分

日本サッカー協会が21日、なでしこジャパンの池田太監督(53)の退任を発表し、欧州で実績のある名将たちが後任候補に浮上している。

池田監督は2021年の東京五輪後に就任し、昨夏のオーストラリア・ニュージーランド共催W杯で8強、今夏のパリ五輪でも8強だった。

都内で取材に応じた佐々木則夫女子委員長(66)は後任人事について言及。「候補としては日本の指導者のみならず、世界に広げた中で検討を始めている」と女子日本代表としては初となる外国人監督の招へいを視野に入れていると明言した。

そして「日本の女子サッカーの特徴を熟知していただきながら、プラスアルファの部分を付け加え、もう一つそこの壁をぶち破れる方」と選定基準を説明した。

複数の関係者によると、ドイツ代表を率いて19年W杯で8強、22年欧州選手権で準優勝などの実績があるマルティナ・フォステクレンブルク氏(56)らをリストアップ。今夏のパリ五輪でフランス女子代表を率いて8強敗退後に退任を表明したエルベ・ルナール氏(55)も挙がるが、本人が男子チームの指揮を希望していることや年俸面などがネックとなりそうだ。

佐々木委員長はW杯や五輪での指揮実績を重視しており「そういった経験もあればポイントは高い。ツボを知っている」と強調。宮本恒靖会長からは「幅広く考えなさい」と厳命されており、次戦となる10月26日の国際親善試合(国立、相手未定)では暫定監督も視野に入れ、時間をかけて選定していく構えだ。

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