キャスターの辛坊治郎氏が22日までに自身のユーチューブチャンネル「辛坊の旅」を更新し、自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)について言及した。
総裁選をめぐり石破茂氏は24日に地元・鳥取で、河野太郎氏は26日に出馬表明する方向で最終調整に入り、小泉進次郎氏も立候補の意欲を周辺に伝えているという。
小泉氏について辛坊氏は「早めに名乗りを上げると週刊誌その他で悪口を書かれるワケですよ。すでに名前がある人は名前を売らなくていいわけだから、できるだけ遅らせたかったはず。告示日直前ぐらいにドーンっと立候補表明したかったはずなんだけど。このタイミングで名前が出るのは想定外だったと思います」と指摘した。続けて「こうなったらやめられないですね」と予想した。
小泉氏が出馬することによって「これで石破茂はなくなったと思います」と断言した。
「石破さんとしては1回目の投票で圧倒的な地方票を確保することで、過半数を制圧して1回目の投票で決めちゃう。決選投票になったら、議員票の力が強まりますから、まず勝てない」
さらに「石破さんとしてはとにかく1回目の投票で過半数、地方票全部取る勢いで、プラス何人かの国会議員票ならば過半数。それで総理になるかもしれないと踏んだ人が、石破さんの推薦人になろうかなと思ってても今回、小泉進次郎で、まず1回目で石破茂がないなと思った時に、石破さんに名前を貸しても『得しないよね』ということになると、最終的に石破さんが20人の推薦人を集めて立候補できるかどうかは…。かなり微妙になってきてるんじゃないのかなと思います」と分析した。