イングランド・プレミアリーグのアーセナルがイタリア１部ナポリに所属するナイジェリア代表ＦＷビクター・オシムヘン（２５）の獲得に照準を合わせた。
アーセナルは日本代表ＭＦ久保建英（２３）の所属するスペイン１部レアル・ソシエダードに同国代表ＭＦミケル・メリーノの獲得に乗り出している中、スペインメディア「ＦＩＣＨＪＥＳ・ＮＥＴ」は「イングランド最高レベルで戦える恐るべき攻撃を完成させる最後のピースとしてオシムヘンに照準を合わせた」と報じた。
アーセナルのミケル・アルテタ監督はかねてセンターフォワードの補強を計画する。同メディアは「カイ・ハフェルツ、ガブリエルジェズス、ブカヨ・サカといった選手たちを補完するために指揮官が考えるスター契約となるだろう」と指摘。同リーグのチェルシーやイングランド代表ＭＦジェイドン・サンチョ（マンチェスター・ユナイテッド）とともにオシムヘンも監視しているフランス１部パリ・サンジェルマンとの争奪戦を制する構えという。
ナポリはオシムヘンの移籍金を１億３０００万ユーロ（約２１０億６０００万円）に設定しているものの、金額交渉に応じる用意があるという。「アーセナルはマンチェスター・シティーから王座を奪えるチームを編成するため最後の一歩を踏み出したい」とし、オシムヘンの獲得が実現すれば「指揮官はチームをイングランドの頂点に導くことができると確信している」と伝えていた。