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【甲子園】京都国際が初優勝に意欲 小牧監督「京都のために優勝旗を勝ち取れたら」

東スポWEB 2024年8月22日 15時34分

第106回全国高校野球選手権大会は23日、甲子園球場で決勝が行われる。深紅の優勝旗を目指し関東第一(東東京)と対戦する京都国際ナインは休養日となった22日、花園セントラルスタジアムで約2時間、打撃練習など最終調整を行った。

練習を終えた小牧監督は「いつも通り、特段意気込むわけでもなく、淡々とやってくれた」。選手のコンディションについては「練習だけは普段からたくさんしているので体力的には問題ない」と自信をのぞかせた。

関東第一のイメージについては「ウチと似たようなチーム」と言い、かつての練習試合の印象も踏まえてこう語った。

「2年前の秋に練習試合をしてから、チームづくりの一つの参考にさせてもらっている。(相手選手の)個の能力が高いんですけど、その高い能力を持ってしてもチームプレーに徹する。隙がない、穴がない。すごいチームだなと」

投手をつけての打撃練習では緩い球を打った後、速い球を見逃す練習も行った。「目先を変えられるとなかなか前のイメージが抜けないので、早く対処していく意味合いも兼ねて」と坂井、畠中(ともに3年)の左右の二枚看板対策をとった。

春夏を通じて初優勝を目指すが、京都勢としても68年ぶりの全国制覇がかかる一戦。「決意表明の時に『強い京都を取り戻したい、その足がかりとなる大会にする』という話をした。いろんな京都の方々が応援してくれているので、京都のために優勝旗を勝ち取れたら」と意気込む指揮官は「選抜で負けてから本気で日本一を目標にやってきた。あと1試合、倒れてもいいので死力を尽くして戦いたい」と力強い言葉で締めた。

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