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中谷潤人が10・14にV2戦 左構えのペッチが挑戦者「サウスポー対策をしっかり」

東スポWEB 2024年8月22日 17時0分

帝拳ジムは22日、ボクシングの7大世界戦(10月13&14日、有明アリーナ)で14日にWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(26=M・T)が、同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ(30=タイ)と2度目の防衛戦を行うことを発表した。

世界3階級制覇王者の中谷は、この日に都内で行われた会見に出席。先月20日の初防衛戦で、同級1位だったビンセント・アストロラビオ(フィリピン)に衝撃の1ラウンドKO勝利。「スムーズに出したパンチが、きれいに当たったなという感じ。たくさんの方にインパクトを与えられた試合になったと思います」と笑顔で振り返った。

かねて目標として、パウンドフォーパウンド(全階級を通じたランキング=PFP)で1位を掲げてきた。前戦の後に、米国の権威ある専門誌「ザ・リング」が定めるPFPで10位から9位にランクアップ。同誌では世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が過去に1位に輝いており、現在も2位に入っている。

〝ネクストモンスター〟とも称される中谷は「(この呼ばれ方に)特に思いはないけど、(ファンから)たくさん期待をされているのは感じている。そうした思いをボクシングで恩返ししていくことが、自分にできることだと思う。(自らの愛称の)〝愛の拳士〟らしく頑張っていきたいです」と充実した表情を浮かべた。

その上で、左構えのペッチとの約3か月ぶりの防衛戦に向けて「今回は久々にサウスポーの選手との対戦になるので、そうしたところも楽しみたい。サウスポー対策をしっかりして、自分の強さを発揮できるような体を作っていきたい」と拳を握った。

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