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【卓球】ラケット破壊されパリ五輪2回戦敗退の王楚欽「自分のせい。疲労想像超えていた」

東スポWEB 2024年8月22日 18時29分

パリ五輪卓球男子シングルスで金メダルが期待されながらまさかの2回戦敗退となった世界ランク1位の王楚欽(中国)が、敗戦の理由を自己分析した。

王は混合ダブルスで、孫穎莎とのペアで北朝鮮ペアを下し、同種目では中国初の金メダルを獲得した。しかし直後に自身のラケットが報道カメラマンと思われる人物に踏まれ、折れてしまうハプニングが襲った。翌日の男子シングルスでは2回戦で世界ランク26位のモーレゴード(スウェーデン)に2―4でまさかの敗戦。中国国内からラケットが原因だと怒りの声が上がった。

中国メディア「観察者網」などによると、大会後、王は大会後、「シングルスで負けたのはラケットのせいではなく、スケジュール、体力、疲労が関係している」と分析した。

「混合ダブルス決勝後、ドーピング検査が終わったのは午後6時半。それから選手村に戻るのにさらに1時間かかったし、食事やミーティングも必要だった。ビデオを見たり、治療したりするし、朝は6時に起きなければならないし、実際に休む時間があまりない。夜に試合が行われていれば、おそらくすべては違っていたと思います」とハードなスケジュールだったと振り返った。

その上で「一番後悔しているのは、五輪の3種目の量に適応できなかったことです。体の反応や痛み、精神的な疲労は自分の想像を超えていた。これがラケットや他の人のせいではなく、すべて自分自身によって引き起こされたこと。これは次のサイクルに向けて与えられた課題だと思う」と話した。

ラケット破壊騒動が記憶に新しいとあって、この話題は中国ネット上でトレンドとなっている。

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