卓球女子でパリ五輪代表の平野美宇(24=木下グループ)が〝年長者〟を実感した瞬間とは――。
前回の東京五輪は団体戦で銀メダル獲得に貢献。今回のパリ五輪はシングルスでベスト8、団体戦で2大会連続の銀メダルを手にした。Tリーグ開幕に合わせて22日に都内で行われた木下アビエル神奈川の会見では「(日本に)帰ってきてから記者会見とかはあったが、何日間かは休めてリフレッシュできた。またTリーグに向けて頑張りたい」と展望を語った。
貴重なオフは寿司などの日本食を堪能。「日本のご飯が大好き」と笑みを浮かべた一方で、自身の年齢を痛感する場面もあったという。
パリ五輪は卓球の男女代表を通じて平野と早田ひな(24=日本生命)が最年長。平野は「たくさんの方に『お疲れ様』や『おめでとう』と言っていただいた」と感謝を口にした上で「前回は『次も頑張ってね』と多く言っていただいたが、今回は『ゆっくり休んでね』という声が多かったので、自分が改めて(五輪が)2回目だし、結構年をとったなと思った」と周囲の笑いを誘った。
今後については「自分のペースで一日一日を大切にして、強くなれるように、目の前のことに集中して頑張っていきたい」ときっぱり。五輪2大会で得た経験を自身のレベルアップにつなげていく。