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ロックバンド「DUAL」はメンバー全員社長!ビジネススキームを駆使した集客力が話題に

東スポWEB 2024年8月23日 11時50分

野外で開催されたロックフェスで「会場がガラガラだった」とSNSが炎上するなど、ロックシーンの衰退が危惧される中、2025年の武道館公演に向けて、独自の戦略で急浮上中のロックバンドが存在する。

東京・豊洲PITで8月25日にワンマンライブを開催するロックバンド「DUAL(デュアル)」は、メンバー4人全員が〝社長〟という異色の経歴を持ち、スポンサー制度、フランチャイズ制度などのビジネススキームを駆使した集客力が注目されている。

2022年5月から始動し、リーダー兼ベース担当のMIYATA(宮田祐貴)が千葉県出身という縁から千葉でライブ活動を開始。ボーカル担当のSYOTA、ギター担当のTAKUMA、ドラム担当のKAZUMITSUのメンバー全員が30代で社長業を営む。

昨年、総合格闘家で第3代RIZINバンタム級王者・朝倉海の渡米公式ソング「SUPER WAVERS」を担当し。さらに、プロレスラー・飯伏幸太の入場曲「GOD STAR」も手掛け、フィンランドのロックチャート3位にランクインするなど、世界ランカーのバンドだ。

MIYATAは「『ロックバンド』『バンドマン』のあり方を再定義したいと考えて日々活動しております。僕たちDUALは30代中盤に『3年で武道館に行く』という目的で活動を開始しました。自分たちの年齢、生活、時代を冷静に客観的に見つめ、メンバーでアイディアを出していきました。その中でギターTAKUMAが考案した『スポンサー制度』、これにより1年目の1000人ライブが成功したと言っても過言ではありません。スポーツ団体、格闘家からインスピレーションを受け、資金面の提供でなく、熱烈な応援者、そこから派生する人脈を使い、コアなコミュニティー・ファンベースの形成をしていきました。そして、2年目の豊洲PITの施策としては『フランチャイズ制度』の導入を実施し、現在3000人の集客が間もなく完了する流れになっております。これもギターTAKUMAが考案し『DUALの意志に共感し、共に活動できるメンバーを増やす』という発想のもと、制度が産まれました」と話す。

現在では大阪で活動するBEAST、東海で活動するKENTA、豊洲PITからは新たにKOJIが加わり、全国展開への活動を広げている。

こうした新たな発想、取り組みは「ロックバンドが好き」という思いから集まっているという。

「伝統を大事にし、時代に合わせアップデートしていく。2025年日本武道館を満員にし、新時代のロックバンドのあり方として、DUALが皆さまの希望の光になれたら幸いです」とアピールした。

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