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故・高島忠夫さん 段田安則を呼び間違えて再収録した過去「名前は俳優にとって一番大事」

東スポWEB 2024年8月23日 16時19分

俳優の段田安則(67)が23日、生バラエティー番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)にゲスト出演。〝俳優兄弟〟髙嶋政宏・政伸の父で5年前に他界した故・高島忠夫さん(享年88)の気配りエピソードを明かした。

名字は「ダンタ」と読むが、「ダンダ」と言われることが多い。だが本人は「直すのもねぇ。いちいち『あ、違うんです〝ダンタ〟です』って言うのも面倒臭いし、聞き流していることが多いです。受け入れてますね」。

若い頃からあまり気にしなかったという。そんな話の流れで明かしたのが、高島さんの人柄が分かるエピソード。1971年から96年まで、高島さんが夫妻で長く司会を務めた日本テレビ系「ごちそうさま」にゲスト出演した時のこととみられる。

「昔、料理番組の収録の時に、高島のお父さんがですね、ずっと『ダンダさん、ダンダさん』ってやってて(言ってて)、名前が僕『ダンタ』って読むの(が)後半はお分かりになって、『名前は俳優にとっては一番大事なんだ。もう1回最初から(収録を)撮る』とか言って、『いいです、いいです』って言ったんだけど、撮っていただいたことありますね」

そんな段田は、曜日レギュラーの「アンジャッシュ」児嶋一哉(52)に「僕、言いたいことあるんだけど」と突っ掛かった。4年前に共演したドラマ「半沢直樹」(TBS系)のロケでのことだ。

「おはようございます!」と控室に入り、段田は〝あ、児嶋さんだ〟と気付いた。ところが児嶋は〝どこのおっさんだ?〟みたいな顔をしていて、段田は〝俺のこと、知らないんだな〟と察し、少し悲しかったという。

この暴露に児嶋は慌てて「そんなことないって! 緊張してただけ」と釈明した。「あ、そうなんですか、知ってたんですか」と合点がいった段田に、児嶋は「当たり前じゃないですか!」。段田は「ごめんなさい」と謝り、児嶋は「本番中に言うの、やめてもらえますか」とキレていた。

段田は名バイプレイヤーで知られ、今年は春の紫綬褒章を受章している。

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