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立憲・野田佳彦元首相 代表選出馬の詳細は明言せず「途中経過をしゃべると一番、誤解を生む」

東スポWEB 2024年8月23日 21時34分

立憲民主党の野田佳彦元首相が23日、党の代表選挙(9月7日告示、23日投開票)についての取材に応じた。

この日、野田氏は国会内で、日本維新の会が開いた政治改革に関する勉強会に講師として講演。終了後、参加した意義を「野党第1党と第2党が対立していれば、ハッピーなのは自民党です。少なくとも(立憲と維新が)対話しているのは脅威だと思うので、こういうことは具体論も含めて(維新議員に)申し上げてきました」と語った。

立憲内では、野田氏が代表選に出馬する見方が出ている。すでに同党千葉県連の有志からは立候補要請も受けているが、現状の受け止めについての質問にこう答えた。

「(立候補を)決めていもいないのに途中経過をしゃべると一番、誤解を生むので、変わらない」とした上で、代表選の立候補を表明するタイミングは「〝いつまでに〟というのも、考え方の整理の1つですから」と最後まで明言を避けた。

一方、枝野幸男前代表はこの日、都内で連合の芳野友子会長と会談、代表選への立候補を報告した。立憲と国民民主党(玉木雄一郎代表)との関係には「小異を超えて大同に就くことができないが、不断の努力を重ねる」と話し、連合が求める両党の連携強化を目指す意向を伝えたという。

代表選をめぐっては泉健太代表の立候補も有力視されているが、果たしてどうなるか。

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