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【新日本】高橋ヒロム NEVER王座に特別な思い…内藤哲也との師弟対決「そろそろやらないとな」

東スポWEB 2024年8月24日 5時4分

新日本プロレス9月9日後楽園大会でNEVER無差別級王者・HENARE(32)に挑戦する高橋ヒロム(34)が、同王座にこだわる真意を明かした。IWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也(42)との師弟対決を目指すヒロムにとって、NEVERのベルトには特別な思いがある。

ヒロムがNEVER挑戦を表明したのは、7月5日東京武道館大会だ。6人タッグ戦で内藤との初対決が実現すると、試合後に2020年3月にコロナ禍で中止となっていた初シングル戦を要求。「内藤さんがIWGP世界ヘビー級王者なのであれば、俺はNEVER王者としてあなたの前に立ちたい」と豪語した。

その言葉の理由は12年前の出来事にある。若手主体興行「NEVER」の第1回大会(10年8月)の第1試合でデビューしたヒロムは、12年11月のNEVER初代王者決定トーナメントにエントリー。当時は同王座の発案者である内藤が負傷欠場中で「内藤さんが復帰した時に、NEVERのメインで対等以上に内藤さんと戦いたい。そのためには、このベルトを絶対に何が何でも取りたい」と発言していたが、結果的に1回戦で敗退した。

内藤の教えがなければ、デビューできていたかも分からない。そんなヒロムにとってヤングライオン時代に立てた誓いは、ある意味で師弟対決への思いの原点だ。「その時が来たんじゃないかなと。自分がNEVERを持ったら、対等以上とまではいかなくても内藤さんと並べるかなと。もうそろそろやらないとな、内藤さんとは、と思ってるんで。現時点ではNEVERを取ることがベストだと思ったので、挑戦したかったんです」と、NEVER奪取を義務付けた。

もちろんただの〝通行手形〟のような軽い気持ちで挑むわけではない。「両国(17、18日)でHENAREとやっていくうちに、彼の熱い思いはすごく伝わってきたので。自分が道場生だった気持ちを思い出した部分もあって、夢中になってましたね。そういう意味でも、HENAREから取ってこそ価値があるのかなと思います」。

約束のベルトを巻いて、約束の一戦にたどり着くことができるのか――。

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