Infoseek 楽天

【ソフトバンク】小久保監督「大きな1勝」でM21 5点差逆転とともに価値ある〝守護神の雪辱〟

東スポWEB 2024年8月24日 5時5分

パ・リーグ首位のソフトバンクは23日の2位・日本ハム戦(エスコン)に延長10回の末に6―5で競り勝ち、連敗を2で止めた。優勝マジックは2つ減らし「21」。5点差をはね返す鮮やかな逆転勝利だった。

試合序盤はエース・有原が3回までに5点を失う劣勢の展開。だが、4回に打線が栗原、山川の2者連続弾で反撃ムードを醸成すると、柳町、周東、牧原大に適時打が生まれ、試合を振り出しに戻した。

4回以降は投手陣が相手に得点を許さず、10回の正木の殊勲弾につなげた。最後は21日の楽天戦でセーブに失敗した守護神・松本裕樹が締めて大事なカード初戦を制した。

試合後、小久保監督は「完全負けゲームのところを勝ち越しまでいって勝つことができた。松本が前回1点リードでやられているんで。いろんな意味で大きな1勝だった」と総括。今季12セーブ目を挙げた松本裕は「悔しさを忘れずに投げられた。でも、結局やることは変わらない。これまでやってきたことを否定しないためにも、同じことをやり続けるつもり。結局は投げて抑えないと、それが正解にならない」と自分に言い聞かせるように振り返った。

序盤はエースの大量失点で暗転しかけたゲームだったが、打線の奮起で盛り返し、最後は守護神がリベンジに成功。指揮官の言葉通り、大きな1勝だった。

この記事の関連ニュース