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「揖保乃糸」使用“ノンフライそうめん”を冷やしやがった!【人気ブロガー厳選新作カップめん5品】

東スポWEB 2024年8月24日 12時5分

【カップめん評論家taka :a激推し!トレンド最前線】大人気ブロガーがカップめんの〝推せる新作〟を徹底解説する好評企画。今回も絶品の新商品5アイテムを紹介します!

これをカップで出すとか正気の沙汰とは思えません

【ヤマダイ、またもや業界の常識を覆す。】ヤマダイ「手緒里庵 冷やし手延そうめん」(275円+税)

ノンフライで体にやさしく、幅広い世代の方にオススメの和風カップめんをコンセプトに、ニュータッチのヤマダイが展開している手緒里庵(ておりあん)ブランド。ノンフライそばを使用した商品は「凄麺」に移籍したので、現在は手延素麺「揖保乃糸」を使用した“ノンフライそうめん”を主力商品としているのですが、それを夏向けに冷やしやがったのが本商品。

冷やし特有の爽やかなコシもさることながら、お店品質の液体つゆも味わい深く、それをトッピングの焼津産かつお節がブースト。さらに紀州産南高梅フレークと赤じそのアクセントでシャレオツな清涼感まで醸している…正直、これをカップで出すとか正気の沙汰とは思えません。今後とも、よろしくお願いいたします。

【実は4代目!? 今こそ食べたい夏の辛味噌!!】ヤマダイ「ニュータッチ 凄麺 夏の辛味噌ねぎラーメン」(255円+税)

2006年6月発売品を皮切りに、2008年6月発売品と続いた後、15年の空白を経て復活した「夏の辛味噌」。今シーズンは昨年6月発売品の流れを汲んでいるため、純然たる新作ではないけれど、食べ応えのあるノンフライ極太めんと本格的なFDねぎブロックはそのままに、ニンニク&唐辛子を20%増量して「やみつき感」アップ!!というのがリニューアルポイント。

辛ダレを入れる前のスープが味噌汁みたいに軽くなっていたので、そこが少し残念に思えた半面、煮干し粉+青のり追加で「龍上海」風にアレンジする食べ方、ありよりのあり。カップラーメンなんか食ってらんねぇよ! などと声を大にして叫びたかった酷暑シーズンが過ぎ、これから少し肌寒い日も出てくる季節。夏の辛味噌、まだまだやれます(※そこそこ辛いので、苦手な方は注意してください)。

【渾身の逸品シリーズ、待望の第2弾!!】エースコック「渾身の逸品 特製蛤だし塩そば 大盛り」(285円+税)

渾身の逸品とは、ラーメンを構成する上で欠かせない「めん」「スープ」「具材」すべてを追求したブランドで、昨年10月23日発売の「特製中華そば」を本紙で紹介したのも記憶に新しいところ。その続編となる「塩そば」にも“多加水真空仕立て麺”を搭載していたので、新鮮味こそなかったけれど、クオリティの高さは数ある油揚げめんの中でもトップクラス。

また驚いたのが鯛の臨場感で、言葉を選ばずに表現すると、若干の生臭さを感じたくらい。さらに蛤の滋味も力強く、エースコックの底力と最先端の技術が伝わってくる逸品でした。ちなみに具材の“ねりたま”は新開発で、海老真薯(えびしんじょ)から着想を得ているような、それも全体の雰囲気に合っていてよかったです。

【発売10年の歴史は伊達じゃない…!!】東洋水産「マルちゃん 日本うまいもん 青森津軽煮干しラーメン 激にぼ」(322円+税)

2014年4月14日に初めて登場し、津軽ラーメン煮干し会と歩みながら、今年で発売10周年を迎えた激にぼ。そのアグレッシブな商品名とは裏腹に、しっかりと煮干しの旨みは打ち出しつつ、えぐみや苦味などは丁寧に取り除いた“煮干し感”で好評を得ています。

それをリニューアルで“さらに強調”してきたのですが、引き続きネガティブとされる要素は徹底的に抑え、煮干しの旨みだけを追求した姿勢は健在。加水率を下げたノンフライめんのクオリティも高く、さすが発売10周年の貫禄ある味わいに、あらためて東洋水産の強みを感じました。ちなみに「マルちゃん正麺 カップ」からも定期的に煮干し系の商品が出ていますが、それよりも分かりやすく醤油に輪郭があるので、表情だいぶ違いますよ。

【愛されて49年、1日に富士山3つ分売れてる味をカップめん化】東洋水産「マルちゃん焼そば」(236円+税)

1975年(昭和50年)11月の発売以来、現在は生めん・ゆでめんカテゴリーの売れ筋ランキングNo.1に君臨している「マルちゃん焼そば3人前」は、誰もが知るロングセラーといっても過言ではないでしょう。その味わいを即席カップめんで再現したのが本商品で、このコーナーでも昨年に紹介しているのですが、結論からいうと内容は変わっていません。

焼そばなのに焼いてない問題だったり、めんの食感が別物だったり、どうしてもカップめんの限界を感じる要素はありますが、ドライな粉末ソースの再現度は流石の一言。また精製ラードの芳ばしさや具材、ふりかけの別添など、チルドめんには備わっていない魅力が楽しめるので、再販を楽しみにされていた方にとっては手放しに朗報です。もちろん初めての方も、ぜひ。

※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。

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