メジャー公式サイトは２３日（日本時間２４日）、ドジャースの大谷翔平（３０）の衝撃的な史上６人目の「４０―４０」達成を報じた。
本拠地レイズ戦で大谷は同点の９回二死満塁でセンターバックスクリーン右に４０号サヨナラグランドスラムをたたき込んだ。同サイトは「大谷翔平の素晴らしいキャリアにまたひとつ歴史が加わった」と偉業を称賛。「大谷は、史上誰よりも早く４０―４０の大台に到達し、さらに歴史を塗り替えた。この偉業は、シーズン１２６試合目で達成され、それまでの記録を２１ゲーム更新した」と史上最速と紹介した。
さらに「４０―４０」について詳報。「今回初めて２年連続して４０―４０が達成された。４１本塁打、７３盗塁でナ・リーグＭＶＰを獲得した昨シーズンのアクーニャ・ジュニアに続き、大谷も仲間入りを果たした。大谷が今季、ナ・リーグＭＶＰを受賞すれば、４０―４０選手が連続してＭＶＰを受賞するのは初めてのことになる」とした。
さらに来季以降にも着目。「レッズのデラクルスやロイヤルズのボビー・ウィット・ジュニアなど他のエリートタレントも将来の候補に挙がっていることから、この『４０―４０クラブ』は数年以内に会員数が膨れ上がる可能性が大いにある」と分析すると「おそらく大谷だろうが、誰かがさらに前進して、これまで不可能に近いと思われていた『５０―５０クラブ』を確立する可能性さえある」と５０本塁打、５０盗塁という大谷のさらなる偉業を予言した。