フランス１部マルセイユのＦＷメイソン・グリーンウッド（２２）が、イングランド代表からジャマイカ代表へと変更する手続きを進めていると、スポーツメディア「ＥＳＰＮ」が報じた。
報道によると、ジャマイカ協会は、グリーンウッドの国籍登録を変更するためのアプローチを行っているという。イングランド生まれでジャマイカにルーツを持つ同選手は、２０２０年９月のＵＥＦＡネーションズリーグのアイスランド戦で後半に交代出場した１試合に、イングランド代表として公式戦に出場した。
ただ、国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の規定では、ある国で国際Ａマッチをプレーしても２１歳未満で３試合以下であれば、変更は可能。手続きが完了し、グリーンウッドは、新たにジャマイカ代表としてデビューすることになるのだろうか。
グリーンウッドは、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドの下部組織からトップチームへ昇格。しかし、２２年１月に恋人への暴行などの容疑で逮捕された。告訴が取り下げられた後も、クラブの出場停止処分は続いた。チームに復帰できないまま昨季はレンタルでスペイン１部ヘタフェでプレーし、今夏にマルセイユへ完全移籍していた。