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【スターダム】S・キッド 同門・天咲光由に痛恨ドロー「やっちゃったね…」

東スポWEB 2024年8月24日 19時4分

女子プロレス「スターダム」の〝欲深き黒虎〟スターライト・キッドが、痛恨のドローを喫した。

シングルの祭典「5★STAR GP」ブルースターズAブロック公式戦(24日、福島)では、「ネオジェネシス」の天咲光由(22)と同門対決。ここまで2勝1分け1敗の勝ち点5で、同ブロック2位につけるキッドは、確実に取りたいところだった。

序盤から得意に脚攻めで天咲の右脚に集中砲火。優位に展開したが、8分過ぎにトップロープからの雪崩式DDTをくらうと、雲行きが怪しくなる。

場外でエプロンを踏み台にしたスイング式DDTを決められ、場外カウント19でリングに戻るのがやっと。それでも残り試合時間が2分を切ったところで旋回式のフロッグスプラッシュからムーンサルトで仕留めにかかるが、これをかわされ天橋立の餌食に。何とかカウント2・9で返したものの、最後まで決定機を奪えないまま15分時間切れドローに終わった。

7月12日大阪大会のシングル戦では勝利した後輩に引き分けたキッドは「やっちゃたね…。今日決めきれなかったのは、負けに等しい引き分けだと思っちゃてるけど」と唇をかみ締めた。

「悔しさもありつつ、うれしさもあるよ。これからも一緒にネオジェネシスで高め合っていこうね」と天咲の成長を認め握手を交わしたが、ブロック突破は最終公式戦(25日、山形)に持ち越された。

各ブロック上位2人が権利を得る決勝トーナメント(28日、新宿)進出の可能性が残るのは勝ち点7の安納サオリ、勝ち点の6のキッドと朱里の3人。最終公式戦で安納はコグマと、キッドはジーナ、朱里は天咲と対戦する。

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