お笑いタレントのほんこんが２４日、ラジオ大阪「土曜の午後は、トコトンほんこん！」に出演。ＮＨＫのラジオ国際放送で中国籍の外部スタッフが不適切な発言をした問題にコメントした。
外部スタッフは１９日午後１時過ぎからの放送で、靖国神社で落書きが見つかったニュースを報じた後、尖閣諸島は「中国の領土」などと原稿にない誤った発言をした。さらに同スタッフが英語で「南京大虐殺を忘れるな」「慰安婦を忘れるな」などと発言していたことが明るみになっている。
ほんこんは「これひどい話で。会長が辞めるとか、そういう話でもないで。国際的に発信してんねんから。尖閣は一度も中国の領土になったことございませんからね」とぶ然。「これ、『お前のとこの家、俺のとこの家やで』って言われてるのと一緒やで。これ今回見つかったけども、何で。俺は工作やと思ってる。そこに入り込んでナンボでもできるやん」と勘ぐった。
ＮＨＫは再発防止にむけて今月中にラジオ国際放送で使う１７言語すべてを事前収録に切り替えるほか、ＡＩ音声の導入も検討するとしているが、ほんこんは「これ国際放送やろ？ ＮＨＫって正しい放送をせなあかんからって補助金入ってんねん。われわれの税金やで。そこには入ってんのにこういうことでしょ。これは民放もそうやけど、ちゃんと糾弾して、会見して、その中国籍の男性も会見して、なんでそんなこと言うたんか（説明しろ）」と憤った。
さらに「完璧なプロパガンダとして日本の放送局が使われてんねんから、これは困ったもんやと思うねんけどな。なんで政府は国会で追及していかなあかんと思うけどな。ヤバすぎるで」「日本の政治家が何でこれに対して抗議してないのか」と首を傾げていた。