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【全日本】越中詩郎 45周年メモリアルでヒップアタック10発「全日本に帰ってこられてありがたい」

東スポWEB 2024年8月24日 21時29分

やってやるって! 侍戦士・越中詩郎(65)が、自身の「デビュー45周年記念」として開催された24日の全日本プロレス後楽園ホール大会で大暴れだ。

おなじみのテーマ曲「SAMURAI」が流れると、1349人の観衆で埋まった会場は割れんばかりの大歓声に包まれた。1979年3月にデビューした古巣マットでは田口隆祐、真霜拳號、3冠ヘビー級王者・青柳優馬とチームを結成。諏訪魔&芦野祥太郎&立花誠吾&黒潮TOKYOジャパンと対戦した。

越中と田口が揃えば、この技しかない。越中は真霜からタッチを受けると、挑発を続ける諏訪魔にあいさつ代わりのヒップアタックを発射。そのまま場外戦へなだれ込み、越中が羽交い締めにした諏訪魔に、2007年の「越中ブーム」を巻き起こしたお笑い芸人、ケンドーコバヤシがチョップを放つ場面もあった。

さらにエプロンから助走をつけ、黒潮と立花にダイビングヒップアタック。田口も尻爆弾で続く。10分過ぎには越中、田口、真霜、優馬のヒップアタック同時発射が決まり、会場を沸かせた。最後は立花にコーナートップからのダイビングヒップアタックを決めると、トドメのパワーボムで3カウントを奪った。

越中の10発、田口の8発をはじめ、13分24秒の試合で合計24発の尻爆弾が夏の〝聖地〟に打ち上げられた。

試合後のセレモニーには、全日本時代の先輩であり、平成維震軍で共闘したザ・グレート・カブキをはじめ、藤波辰爾、天龍源一郎、小橋建太、ケンドーコバヤシが登場。花束を受け取った。万感の思いでマイクを握った越中は「45周年、あっという間でした。これからも一生懸命頑張ってリングに立ちたいと思います」とあいさつした。

さらにバックステージでは「たくさんの人に入ってもらって、良かったなって。印象に残る試合になりました。全日本プロレスにこうやって帰ってこられて不思議な感じもするんですけど、ありがたいなって。全日本でいろはを学んでスタートしたから、思い入れはありますよ。今後? たくさんはできないですけど、呼ばれたらそれに応えたいなと思います」と語ると「ありがとうございました」と選手&スタッフ&マスコミに感謝の言葉を伝えた。

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