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【阪神】門別啓人 援護なく2敗目も…力投に手応え「粘って投げられてよかった」

東スポWEB 2024年8月24日 22時19分

阪神・門別啓人投手(20)が、24日の広島戦(マツダ)に今季2度目の先発。5回75球を投げて6安打2失点の粘投も、打線の援護に恵まれず2敗目(0勝)を喫した。

初回、2回は走者を背負いながらも得点を与えなかったが、3回に赤ヘル打線につかまった。一死から秋山に左前打、中村奨にも四球を許し、一死一、二塁のピンチ。その後は暴投から二死二、三塁となり、末包に高めの直球を右中間に運ばれ、2点を奪われた。4、5回は無失点投球を見せたが、6回の打席で代打・渡辺が送られて降板となった。

「ヒット打たれたんですが、粘って投げられてよかったです」としつつ「末包選手のところは間違えても、インコースへのボール球というか。打たれる可能性がない方向にミスするのはよかったんですが、去年も失投で点数入れられたので。そこを詰めて練習していきたいです」と反省を口にした。

それでも、3回6安打6失点と悔しい登板となった5月3日の巨人戦(東京ドーム)以来のマウンドで、確かな成長を見せつけた高卒2年目左腕。「5月は初回から丁寧にという感じだったんですが、もう全力で。甘く入っても空振りとか、ファウルを取れたのでよかったです」とうなずいた。

打線は鯉先発・大瀬良にわずか2安打と苦戦。6回には2番手・森浦から森下の中前適時打で1点を返したが、7、8回の好機を生かせず。チームは1―2で敗れ、首位・広島とのゲーム差は再び5に広がった。

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