ボートレース蒲郡の「名古屋グランパス鯱の大祭典ＣＵＰ」は２４日、予選２日目を行った。
２日目４Ｒでは井上茂（３９＝福岡）がイン逃げ快勝。「ピット離れもスタートも、道中もずっとドキドキだった。逃げられて良かった」と今節初勝利に安堵の表情を見せた。相棒の４７号機も「バランスが取れている。どちらかと言えばターン回り寄りで、乗り心地も問題ない。伸びでもやられる感じはないし、中堅はある」と及第点の動きを見せている。
さらに、今節は頼れる存在にも恵まれている。「今回はずっと丸野（一樹）くんと話している。調整のアドバイスももらったし、初日には一緒にお風呂も入った（笑い）。丸野くんが居てくれて本当に良かった。心強いです」と、ＧⅠ６Ｖを誇る同期の強力な後押しにもニッコリだ。
２０１１年１１月に芦屋でデビューしてから、１２年９か月。優出経験はまだないだけに「優出をずっと目標にしてきた。前節Ｆを切ってしまったけど、質のいいスタートを心がける。準優にいい枠で乗れるように頑張りたい」と力こぶ。長年の目標達成へ、気迫の踏み込みから好走を続ける。