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【阪神】佐藤輝明4タコの大ブレーキ 広島投手陣に脱帽「今日は向こうが上だった」

東スポWEB 2024年8月24日 23時49分

阪神・佐藤輝明内野手(25)が24日の広島戦(マツダ)に「4番・三塁」で先発出場したが、1併殺を含む4打数無安打と大ブレーキ。得点機での2度の凡退も響き、チームは1―2と競り負けた。

初回の第1打席は二死二塁の場面で三邪飛。2点ビハインドで迎えた4回は一死一塁から初球134キロのカットボールを打たされ、投ゴロ併殺と、相手先発・大瀬良との2打席は完全に封じ込まれた。「カットボールいいですし、コントロールもいいピッチャーだと思います」と脱帽だった。

さらに6回は二死一、二塁で森下が1点差に詰め寄る中前適時打が飛び出し、なおも一、三塁で2番手・森原と対戦。ここでも平凡な左飛に打ち取られ、虎の主砲として期待に応えることはできなかった。

1点を追う8回二死三塁の第4打席では4番手・ハーンと対戦。オール150キロ台後半の直球に押され、あえなく空振りで3球三振に倒れた。初球は顔面付近を襲うボールにのけぞり、ハーフスイングを取られる形でストライク。その後の2球は闘志むき出しでフルスイングを見せたが、バットは空を切った。空振り三振に仕留められた後も、打席でしばらく動けないほど悔しさをにじませた。

4番のバットから一打出れば同点、勝ち越しを狙えるシーンがありながら、この日は虎党の願いをかなえることはできなかった。「いいピッチングをされたんで。今日は向こうが上だったと思います。切り替えて頑張ります」と、25日のカード第3戦目での活躍を誓った。

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