Infoseek 楽天

【マリーゴールド】桜井麻衣 師匠ジュリアとの大ゲンカ〝仲裁〟した人物を告白「何を話したか覚えてないけど…」

東スポWEB 2024年8月25日 6時9分

女子プロレス「マリーゴールド」のツインスター王者で〝超貴婦人〟桜井麻衣(33)が、新たな決意に燃えている。

19日の後楽園大会では、米WWE行きが確実視されるジュリアとのシングルマッチで惜敗。ジュリア戦後、初試合となった24日の新木場大会では、MIRAIと保持する同王座のV1戦で、高橋奈七永&石川奈青を迎え撃った。

試合ではMIRAIと好連係をさく烈させ、最後はジュリアの必殺技・グロリアスドライバーで石川を沈め、初防衛に成功。「MIRAIと一緒にチャンピオンとして、これぞマリーゴールドだっていう試合を見せていきます」と誓った。

試合後、取材に応じた桜井はジュリア戦を振り返り「最後にジュリアと戦えて本当によかったし、今までにない自分を引き出してもらって感謝してます。だから『あの時が最高だったよね』じゃなくて、『あの時をきっかけにすごい変わったね』と言われるようになっていきたい」と笑顔を見せた。

この日はグロリアスドライバーで3カウントを奪い、ファンを驚ろかさせた。スターダム時代から慕っていた師匠であるジュリアからの最後の贈り物だったという。「『桜井に大事な時に使ってほしい』っていただいた技。これから自分の色に染めていきたいですし、自分がその技に見合うような選手になっていきたい」と力強く語った。

だが、後楽園大会の数日前にはジュリアと初めて大ゲンカをし、試合ができなくなるのではないかという危機に陥った。桜井はケンカの原因を「後輩への指導の仕方とかで意見の食い違いがあった」と説明しつつ、実はケンカの数日後に、桜井の夢にジュリアのライバルだった故・木村花さんが出てきたことがきっかけで気持ちが切り替わったと明かした。

「実際に花さんとお会いしたことはないんですけど、夢の中で花さんにあいさつしていて。何を話したか覚えてないけど、これって『ジュリアと仲直りして、いい試合しな』っていうメッセージなんだろうなって思った。そこで気持ちが完全に切り替わって、前を向いて試合に臨むことができたんです」

試合後にはジュリアに「私がテッペンを取ってマリーゴールドを引っ張っていく」と宣言した。だからこそ「ジュリアとの約束も果たしていくためにも、ジュリアがいなくなったマリーゴールド第2章は私が中心になって新たなものにしていきます」と誓った。ジュリアの思いを背負った超貴婦人が、団体をけん引する。

この記事の関連ニュース