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今永昇太が10勝目マーク&鈴木誠也が2打席連発 MLB公式「MLB史上初めてのチームだ」

東スポWEB 2024年8月25日 13時39分

カブスの今永昇太投手(30)が24日(日本時間25日)のマーリンズ戦(ローンデポパーク)に先発し、7回を4安打2失点の好投で今季10勝目をマークした。日本人投手が1年目から2桁勝利を上げるのは、昨年のメッツ・千賀(13勝)に続いて9人目。

昨年のWBC決勝の米国戦で登板した印象深いマウンドに戻ってきた。3回まで3者凡退に抑え、4回と5回に2本のソロ本塁打を許すが、以降は決定打を許さなかった。8回からリリーフ陣に任せ、8月6日以来となる節目の白星を手中にした。

打線では鈴木誠也が2本塁打の大暴れで今永を援護した。「3番・右翼」で出場すると、初回の第1打席で先制の17号ソロをセンター後方に叩き込むと、3回の第2打席では無死一塁から左中間に2打席連続の18号2ラン。7回にも二死二塁から右翼に適時三塁打を放つなど5打数3安打4打点の活躍を見せ、投打の日本人コンビがチームを14―2と大勝に導いた。

1年目から2桁勝利を刻んだ今永は「そこはまったく意識していなかった。自分が何勝しているかよりも自分の試合でチームが何勝何敗しているかが大事。自分の勝利は気にしていない」と涼しい顔で話し、鈴木は「援護できてよかった。今日はたまたま結果がよかったけど、残り試合もしっかり勝ち続けていきたい」と誓った。MLB公式Xも「MLB史上初めて同一試合で日本人選手が3本以上の長打を放ち、さらにもう1人が勝利投手となったチームだ」とポストしている。

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