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亀田和毅の世界戦どうなる 兄・大毅氏「話したくない。今のままでは勝てない」

東スポWEB 2024年8月25日 18時54分

ボクシングの元世界2階級制覇王者・亀田和毅(33=TMK)が世界挑戦権を獲得した中、兄の大毅氏(35)が今後の見通しについて語った。

IBFフェザー級3位の和毅は24日に行われた同級指名挑戦者決定戦(大阪・大和アリーナ)で、同2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)に2―1で判定勝ち。世界切符をつかむ一方で、ジャッジの採点に不満を口にする場面もあった。

元世界2階級制覇王者でKWORLDジム会長の大毅氏は、自身のユーチューブチャンネルで和毅の試合について言及し「話したくないんですよ、本当は」と本音をポロリ。「和毅陣営から見ると、みんな和毅が勝っているという試合で。逆にドラミニ陣営からすると、要所要所でポイントを取ってるラウンドもあるから。本当に際どい採点だった」「僕の採点は116―111なんですよ。ただ、(微妙な)3つのラウンドをドラミニに振ったら(試合結果は)変わりはしないんですけど、114―113になる」と分析した。

その上で「このままの状態で世界戦、(現王者の)アンジェロ・レオ(米国)に行くとなると正直、厳しい試合になると思う」と予測した。

さらに「今日は〝チーム和毅〟ですよね。本当に親父(史郎氏)はすごいなと思いました。親父のスタイルチェンジで勝てたんで。前のままだったら勝ててない」と再タッグを結成した史郎氏の手腕を評価しながらも「今のままでは勝てないと、チーム和毅も分かってますんで。チームを結成してまだ2戦目。冷静にこの試合を何回も見直して、チーム和毅陣営に頑張ってもらいたい」と一層の奮起に期待した。

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