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【阪神】大山悠輔2安打3打点で存在感発揮も失策に「こんな展開になってしまって…」

東スポWEB 2024年8月25日 23時24分

阪神・大山悠輔内野手(29)が25日の広島戦(マツダ)で4打数2安打3打点の活躍で、7―5の乱戦の中で存在感を発揮した。

2点ビハインドの3回に飛び出した森下の逆転3ランの余韻も冷めやらぬ中、なおも二死二塁の場面で森から左前適時打。この回の4点目をたたき出しリードを2点に広げた。3点リードの7回は二死満塁で黒原から左前2点適時打。「何があるか分からないのが野球」と7点目をもぎ取って、5点の大量リードを奪った。

だが、その裏に痛恨のプレーも出た。2番手・石井が登板すると先頭・矢野の打球は一塁を守る大山の前に転がった。これを大きくはじいてしまい(記録は失策)、その後は石原の左前打で無死一、二塁。ここで代打・堂林に中前適時打を浴び、石井が降板となってしまった。

桐敷に継投したものの一死二、三塁から内野ゴロの間に1点、続く小園の適時打で3点を失って2点差まで詰め寄られた。大山は「先頭バッターをエラーで出してしまい、こんな展開になってしまって申し訳なかった」と反省の言葉を残した。

ただ、野球は勝ってナンボ。8回はゲラ、9回は岩崎が無失点で切り抜けカード勝ち越しを決めた。結果的に大山の3打点が大きく勝ちに作用したのは事実だ。大山は「勝つことが一番。勝つことがそんなに簡単ではないということを改めて感じてますし、またチーム一丸となってしっかりと勝ちたいと思います」と先の戦いを見据えた。

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