ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)は25日(日本時間26日)に本拠地ニューヨークでのロッキーズ戦の初回に2試合ぶりの一発となる50号2ランを放った。
打球が上がった瞬間、ヤンキー・スタジアムは大歓声に包まれた。1点を追う初回一死二塁で、マウンドは相手先発の左腕ゴンバーだ。2ストライクからの4球目、外角低めの82・5マイル(約133キロ)のチェンジアップを豪快にすくい上げた。角度26度、打球速度106・7マイル(約172キロ)で中堅方向へ伸びると、そのままブルペンに着弾。50号逆転2ランとなった。飛距離は431フィート(約131メートル)だった。
50号到達は2017、22年についで3度目。チーム131試合目はア・リーグ記録の62本塁打を放った22年の129試合目より2試合遅いだけ。この試合も含めて直近6試合で6本と爆発しており、2度目の60号は射程距離だ。
ちなみにシーズン50本塁打はベーブ・ルース、マーク・マグワイア、サミー・ソーサが4度、アレックス・ロドリゲスは3度マークしている。3度は現役で最多。
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、ジャッジの初回アーチは今季18本目で、01年のA・ロドリゲスと並んで最多タイだ。