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パラリンピック辞退の重定知佳 今後の競技人生にも重大影響「みなさんがいろいろ敏感な時期」

東スポWEB 2024年8月26日 5時9分

パリパラリンピックのアーチェリー女子代表を辞退した重定知佳(41=林テレンプ)によるライバルへの誹謗中傷が大きな波紋を呼んでいる。

重定は2021年1月に同競技のパラリンピック代表を目指していた小野寺朝子さんのブログに「代表入りも無理なの気づきませんか?」などと匿名で投稿。名誉を傷つけたとして、東京地裁は6日に124万円の賠償を命じた。重定側は20日に判決を不服として控訴したものの、23日に控訴を取り下げた。

パリ五輪でも選手への誹謗中傷が問題視された中で、今回の騒動はネット上を中心に大炎上。あるパラ競技団体の関係者は、タイミングの悪さが炎上に拍車をかけたと分析する。

ユーチューバータレントのフワちゃんは、4日にお笑いタレントのやす子に対してSNSで暴言を投稿し、芸能活動の休止を余儀なくされた。この事案を引き合いに「今回の騒動はフワちゃんの件と似ているような感じもする。フワちゃんの一件があったから、おそらくみなさんがいろいろ敏感な時期だと思う。間違いなく干されるのでは」。今後の競技人生に及ぼす影響を指摘した。

重定は控訴を取り下げた際に「私の軽率な投稿により小野寺選手を傷つけてしまったこと、心よりおわび申し上げます」と謝罪のコメントを出したが、自らの〝軽率な行動〟で夢舞台への切符を失ってしまった。

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