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ドリー・ファンクJr.が育てる13人の弟子「日本に行ける選手を育てたい」

東スポWEB 2024年8月26日 6時9分

レジェンドレスラーのドリー・ファンク・ジュニア(83)が24日、〝邪道〟大仁田厚率いる「FMWE」川崎大会で日本ラストマッチを戦った。

1年前に亡くなった弟テリー・ファンクさんの1周忌追悼として行われた同大会で、ドリーはメインの電流爆破戦に出撃。西村修と組んで大仁田、雷神矢口と対戦すると往年の動きで観客を熱狂させた。一度は大仁田に爆破バットで狙われるも西村に守られると、終盤には矢口にスピニングトーホールドを決める。続いて西村もスピニングトーホールドを仕掛けてギブアップを奪い、ラストマッチを白星で飾った。

試合後、日本と家族への感謝を何度も口にしたドリーは「ネバー、クイット、フォーエバー!」と叫び、拍手を浴びる。さらに「父から始まったファンクス一家の歴史は日本に支えられました」と締めくくった。

そんなファンクスの〝遺伝子〟は、近い将来その形を変えて再び日本のリングで見られそうだ。ドリーは現在、米フロリダ州オカラでレスリングの道場を開いている。関係者によると、弟子が13人おり、ドリーは自身もトレーニングしつつ指導を行っているという。過去にはその道場から、世界最大団体「WWE」に入団した選手も育ったとのこと。同関係者は「ドリーはその中から『日本に行ける選手を育てたい』と言っています」と明かした。

ひとまずピリオドが打たれた「ザ・ファンクス」の日本での戦い。だが、ドリー自ら育てたファンクスの遺志を継ぐ選手が来日する日を期待したいところだ。

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