Infoseek 楽天

【DDT】青木真也がKO―D初戴冠で〝公約〟披露「IGFみたいに戦いのある団体にしたい」

東スポWEB 2024年8月26日 6時9分

DDTを変える。KO―D無差別級王座を初戴冠した〝バカサバイバー〟こと青木真也(41)が、早くも面倒なことを言い始めた。

上野勇希(28)との王座戦(25日、後楽園)では得意とする組み技の攻防に引きずり込むと、ネルソンを駆使して押さえ込みつつダメージを与えていった。トペ・スイシーダなど意外な技も駆使して会場を沸かせると、最後は変型グラウンド卍固めで勝利した。

試合後は次期挑戦者に名乗りを上げた遠藤哲哉に「よりによって一番ぬるいヤツがやってきたな。お前、中嶋勝彦にやられてから、一度でもあがいたのかよ?」。2022年6月の「サイバーファイトフェスティバル」で遠藤が張り手で失神させられたことから、団体内で禁句となっていた名前を突きつけた。

その後、取材に「今回はもし負けたら、いったん引退するつもりだったんだ」と声をしゃがれさせる。さらに「俺がこのベルトを持つことでDDTをギクシャクさせたいんだよ。IGFみたいに、殺伐とした戦いのある団体にしたい」と新王者としての〝公約〟をぶち上げた。

試合でニードロップや野獣式顔面蹴り、卍固めと闘魂をほうふつとさせる技を出し、マイクであえて中嶋の名を出した裏にはそうした思いがあったのだ。その上で王者として標的を問うと「中嶋勝彦、橋本千紘、鈴川真一。この3人との防衛戦を実現させたい!」とメガネを光らせた。

最後に誇らしげにベルトを掲げた青木は「それはそれとして、何で俺と鈴木秀樹がジュリアさんの26人掛けに呼ばれなかったんだ!」と口走ると、自転車で有楽町方面に走り去った。

この記事の関連ニュース