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【秋場所】若元春〝失地回復〟へ 新日G1クライマックスから刺激「全試合見たし、面白かった」

東スポWEB 2024年8月26日 6時10分

大相撲夏巡業が25日、神奈川・横須賀アリーナで最終日を迎え、三役経験者の幕内若元春(30=荒汐)が〝闘魂〟を胸に雪辱を誓った。

4日に長野・佐久市で始まった巡業中に、新日本プロレスのシングルリーグ戦「G1クライマックス」(ザック・セイバーJr.が初優勝)が開催され、角界きってのプロレスファンで知られる若元春も〝真夏の祭典〟の観戦に熱中していたという。

「G1は全試合見たし、面白かった。移動中とか、ホテルに帰ってきて疲れていてもチェックしていた。(出場者決定トーナメントで)親交のあるタイチ選手に勝ったボルチン・オレッグ選手を応援していたし、もう少し頑張ってほしかった。(今大会は)辻陽太選手の魅力が前面に出ていたし、(準決勝の)デビッド・フィンレー選手との試合がかなり面白かった」。初出場のボルチンはBブロックで不戦勝を含む4勝を挙げ、辻も同ブロックを通過して初めて決勝戦に進出するなど、爪痕を残した。

若元春は関脇だった5月の夏場所中に右足親指を痛めて途中休場。2場所連続負け越しているが「(夏巡業は)稽古が積めている。親指の痛みもなくて、負傷する前の感覚が取り戻せてきている。秋場所では自分らしい左四つの相撲を元気に取っていきたい」。G1から刺激を受けた実力者が、失地回復を目指す。

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