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【AEW】オカダ・カズチカ出場ガントレット戦は衝撃連続 G1覇者ザック、元WWEリコシェ登場!

東スポWEB 2024年8月26日 10時59分

米AEWのメガイベント「ALL IN」(25日=日本時間26日、英国・ロンドン)で、元新日本プロレスのオカダ・カズチカ(36)が〝サッカーの聖地〟ウェンブリースタジアムに初見参。AEWコンチネンタル王者が出場した「カジノ・ガントレット・マッチ」は衝撃の連続となった。

AEW世界王座への挑戦権がかかった時間差入場バトルロイヤル。大会前に出場を表明していたオレンジ・キャシディが1番手でリングインすると、2番手がオカダだ。事前に発表がなかった〝レインメーカー〟の登場に、ウェンブリースタジアムは大歓声で迎え入れた。

新日本のユニット「CHAOS」で共闘していた2人は抱き合って再会を喜んだが、オカダは悪の顔に戻ってエルボー連打。フラップジャックで叩きつけ、容赦なく攻撃を加えた。3番目には登場したナイジェル・マッギネスには掌底を浴びるも、すぐに反撃して通常モードのブーイングを浴びた。

4番手のカイル・オライリーに続き、5番手には新日本の「G1クライマックス」を初制覇したばかりのザック・セイバーJr.がサプライズ登場。得意の関節技を披露し大観衆を沸かせると、オカダは変型ネックブリーカーでザックを叩きつけた。参戦者はロデリック・ストロング、マーク・ブリスコ、〝ハングマン〟アダム・ペイジ、ジェフ・ジャレットの順で増えていく。

続く10番手には、リコシェが登場だ。7月1日午前0時で契約満了となり、WWEを退団。世界屈指のハイフライヤーは、かねてのうわさ通り新天地にAEWを選んだ。リングに入ると、得意の空中殺法を全開。場外へのシューティングスタープレスでオカダ、ザックら6人をまとめてなぎ倒して大観衆から喝采を浴びた。さらに11番目に入場したクリスチャン・ケイジにも、リングイン寸前にクロスボディーを見舞った。

オカダは戦況をうかがいつつ立ち回ると、かねて対立してきたペイジの頭を蹴飛ばして高角度ドロップキック。とどめのレインメーカーを狙うも、ペイジにラリアートで切り返された。そのペイジもジャレットのギターショットをくらってダウン。勝負とみたオカダは、ジャレットにレインメーカーをさく裂させた。リングに飛び込んできたザックにも強烈な一発をぶち込み、チャンス到来だ。ところが、再度のレインメーカーはザックにかわされ、腕十字で捕獲される。さらにキャシディのエルボーアタックを被弾して場外に転落してしまう。

続けて出場者がそれぞれ必殺技をぶつけ合い、最後はほとんど出番のなかったクリスチャンがマッギネスにスピアーだ。ここで12番目にクリスチャンの相棒ルチャサウルス(キルスイッチ)が登場。クリスチャンとルチャサウルスは第1試合でAEWトリオ王座から陥落しており、2人の間には火種があった。ルチャサウルスはクリスチャンを裏切って襲うかに見えたが、オライリーをチョークスラムで叩きつけた。続けてクリスチャンにカバーさせて3カウント。実況の「何てこった!」の声もむなしく、ベテランのクリスチャンがガントレットマッチを制し、AEW世界王座挑戦権を手にした。

〝レインメーカー〟のAEW世界王座戦線参入は、しばしお預けとなりそうだ。

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