アイドルグループ「ＳＫＥ４８」の熊崎晴香（２７）が３３枚目シングル「告白心拍数」（１０月２日発売）で初のセンターを務める。２５日、中京競馬場で行われた予想会イベントでセンター就任を生報告した熊崎には会場から祝福コールが殺到。念願の“ゼロポジション”に立ち、「この曲で全国ネットの歌番組にたくさん出るのが目標です！」と気合十分に語った。
「今年の１０月２日にＳＫＥ４８の３３枚目のシングル『告白心拍数』を発売させていただきます。１０年、夢に見たセンターに立つことができてすごく幸せです。ＳＫＥ４８を盛り上げていけるように頑張ります。競馬予想も的中して皆さんと一緒に心拍数を上げていきたいと思います」
中京競馬場メディアホールで行われた「特別予想会」で、熊崎がセンター就任を報告すると会場は「おめでとう！」「頑張って！」という祝福コール一色となった。
この日は、初センターを祝うために多くのＳＫＥファンが中京競馬場に集結。熊崎が特別ブースに顔を出すと、あちこちから「くまちゃん、おめでとう！」「センターになるのを待ってたよ」とたくさんの声がかかった。
熊崎が初めて「センターを目指します！」と宣言したのは研究生から正規メンバーへの昇格が発表された直後の２０１４年３月。そこからセンターの夢が実現するまで実に１０年以上の歳月がかかったが、決してあきらめることなく常に全力パフォーマンスを続けてきた。それだけに今回のセンター就任にはファンだけでなく卒業生やメンバー、スタッフの間からも「くまちゃん、良かったね」という声が続出。「卒業生の松井珠理奈さん、須田亜香里さん、江籠裕奈さんにもＳＮＳで反応していただけてうれしいです。センターに立てたことも幸せですし、周りの方に祝福していただいたのが何より幸せでした」と喜びをかみしめている。
シングル発売日の３日後（１０月５日）にＳＫＥ４８は劇場デビュー１６周年を迎えるが、名実ともにグループの中心となった熊崎が目標に掲げたのが２年＆３作ぶりとなる全国ネットの歌番組への出演だ。ＳＫＥ４８がゴールデンタイムの歌番組でシングル曲を披露したのは２２年１０月１１日放送の「うたコン」（ＮＨＫ）での「絶対インスピレーション」が最後。前作「愛のホログラム」は約７０万枚のセールスを記録して４８グループ史上初めて同時期発売のＡＫＢ４８のシングル売り上げを超えたが、それでも全国ネットの歌番組で披露することはできなかった。
それだけに「地上波の全国放送の歌番組に出演するのが目標です。そのためにもこの曲をメンバー、ファンの皆さんと一緒になって盛り上げていきたい」とメラメラと燃えている。１０年かけてセンターの夢を有言実行してみせた熊崎が、ＳＫＥ４８を新たなステージに導いていけるか注目だ。