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【競泳】孫楊が復帰戦で優勝し涙「家族のおかげ」 検査妨害で4年超の資格停止処分

東スポWEB 2024年8月26日 12時4分

ドーピング検査を妨害したとして、2020年2月に4年超の資格停止処分を受けていた競泳男子自由形の五輪金メダリスト・孫楊(中国)が25日、安徽省合肥で開催された全国夏季水泳選手権で復帰した。

中国メディア「上観」によると、孫は男子400メートル自由形決勝で3分49秒58秒でのタイムで優勝した。孫は「準備期間は実際にはそれほど長くないので、今日この結果で泳ぐことができてとてもうれしい。過去4年間は治療、トレーニング、ケガがあり、自分自身で克服しなければならないことがたくさんあった」「私が今日まで頑張れたのはむしろ家族のサポートのおかげ」と感情的になり、涙を流した。

孫は18年、自宅での抜き打ち検査の際に検体の入った容器を破壊し妨害したことで、20年2月に4年3か月の資格停止処分を受けた。また中国競泳陣をめぐっては、東京五輪前に23人がドーピング検査で陽性反応が出たもの、出場が認められていたことが発覚。パリ五輪でも欧米から疑いの目がかけられるなど、物議を醸していた。

元エースの今後に視線が集まりそうだ。

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