阪神・岡田監督が２７日からのＤｅＮＡ戦（横浜）に向け、２６日に広島市内で取材に応じた。首位・広島との３連戦に２勝１敗で勝ち越し、４ゲーム差に詰め寄った中で「今は目の前の一つずつ勝っていくだけや。まだ計算はしてないよ。三つやって、（３０日に）甲子園帰ってな、おーん、そっからやろな」と一戦必勝を誓った。
ＤｅＮＡ打線は牧、オースティン、宮崎ら右の好打者がそろう。初戦は先発予定だったビーズリーが何らかのアクシデントで登板回避となり、左腕・伊藤将が先発するが、２戦目は村上、３戦目は才木と右腕をぶつける予定だ。指揮官は「広島と正反対やもんなあ、どっちか言うとな。そういう意味で広島は（左腕）３枚行けて、おーん。未知数の２人（高橋、門別）でいったからのう」とニヤリ。
自力優勝こそ消滅したものの、白星を重ねれば逆転Ｖの可能性も見えてくる。虎将が「追う方は勝つことの積み重ねで、そら勢いついていくからな」と語るように、まずは初戦に勝利し、流れに乗りたいところだ。