パドレスのダルビッシュ有投手（３８）が制限リスト入りした際、今季の年俸の一部を放棄したことに称賛の声が上がった。
５月に左脚付け根の張りのため負傷者リスト（ＩＬ）入りしたダルビッシュは右肘の炎症もあり７月に制限リストへと移行した。
右腕はチームからの信頼も厚く、球団からは給料を支払い続ける提案があったという。しかし、ダルビッシュは提案を断り、無給となる制限リスト入りを選択。ダルビッシュの今季年俸１５００万ドル（約２１億円８０００万円）のうち約４００万ドル（約５億８０００万円）を放棄した形となった。
これにＳＮＳ上は「素晴らしいことです」「なかなかできることじゃない」「かっこいい」と右腕を称賛する声が上がった。
一連の報道に関してダルビッシュは２７日に自身のＸ（旧ツイッター）を更新。「勘違いして欲しくないのは怪我をしてプレーできないからお金を受け取らなかったのではなく、球場に行って練習をしたり、遠征に帯同することが出来なかったためです。その状況でも制限リストではなく６０日ＩＬに入れて給料を払いたいと言ってくださったＡＪプレラーＧＭの優しさには本当に感謝しています」（原文まま）と球団の配慮に感謝していた。