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【秋場所】貴景勝が大関から関脇転落で心境「勝てなきゃ落ちるだけの話。結果が全て」

東スポWEB 2024年8月27日 17時34分

大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)を控えた27日、大関から関脇に転落した貴景勝(28=常盤山)が力士会に出席。その後に取材に応じ、現在の心境を明かした。

大関カド番で臨んだ7月の名古屋場所は5勝10敗で2度目の関脇転落が決定。8月の夏巡業は持病の首痛のため休場した。貴景勝は現状について「(稽古内容は)毎日の自分の状態で決めている。(巡業休場中は)衝撃に負けない体づくりが一番大事なので、そういうのをやっていた」と説明した。

今場所で10勝を挙げれば特例で大関に復帰することができる。ただ、貴景勝はあくまでも平常心で臨む構え。「毎場所一生懸命やってきたので、今場所に対して〝いつもより〟とかはない。(地位が変わっても)全力を尽くすことに変わりはない。気持ちが落ち込むことはない? 勝てなきゃ落ちるだけの話。結果が全てだから。場所まで2週間を切っている。いかにいい状態で場所に入れるか。結果はやるべきことをやった先にある」と前を向いた。

先場所後にはパリ五輪をテレビ観戦。他競技のアスリートが4年に一度の大舞台で戦う姿から刺激を受けた。「柔道とか一対一で戦う競技は自分は好きだから。僕らは悔しいと思ったら1か月半後に挽回できるチャンスがあるけど、五輪は4年に1回なので。それで全てが決まってしまう。五輪を見たら元気をもらうし、自分だけじゃなく力士全員がいい相撲を取れれば誰かの活力になってくれるのかなと思いながら見ていました」と感想を語った。

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