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【F1】不振ペレスにメキシコGP後の更迭説が浮上「外すかもしれない」と専門家

東スポWEB 2024年8月27日 17時54分

F1レッドブルで低調なパフォーマンスが続くセルジオ・ペレス(34)に、再び今季中の更迭説が浮上した。

ペレスは開幕序盤こそ好調だったが、その後に調子が急降下。一時はリタイアや下位低迷が続き、解任論が沸騰。RBの角田裕毅(24)らも昇格候補となった。

夏季休暇前にレッドブルが続投を決断したことでひとまず騒動は沈静化したが、再開初戦のオランダ・グランプリ(GP)ではマックス・フェルスタッペンが2位を死守したのとは対照的に、6位が精いっぱいで思うようにポイントを伸ばせなかった。チームが最も重視する製造者部門のタイトル争いでは一時は独走状態に入りながら、ついに2位マクラーレンに30ポイント差まで肉薄される事態となった。

そうした状況を受けて、ペレスの更迭論が再燃している。

英メディア「GPファンズ」は、移籍情報に精通する専門家のキム・イルマン氏の見解を報道。「メキシコの後には『そうだ、セルジオは調子が良くないな』と言われる可能性がある。メキシコのファンの期待に応えた後、セルジオを外すかもしれない」とズバリ指摘した。

以前に欧米の複数メディアが、F1運営側がレッドブルに対して、ペレスが母国メキシコで絶大な人気を誇るため解任を回避するよう〝介入〟したと報じている。そうした背景から、メキシコGPが終わればF1側から〝ゴーサイン〟が出る可能性もあるというわけだ。

イルマン氏はそうした点を踏まえて、後任候補にも言及。「ダニエル(リカルド)がセルジオのシートを獲得できるのではないかと考えている」と角田ではなく、同僚のリカルドが有力との見方だ。

メキシコGPは10月27日(日本時間同28日)決勝でシーズン終盤。その後は残り4戦しかないが、製造者部門のタイトル争いの行方次第でレッドブル側は〝決断〟を下す可能性も十分ありそうだ。

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