レッドソックスの吉田正尚外野手（３１）は２７日（日本時間２８日）に本拠地ボストンでのブルージェイズ戦に「６番・ＤＨ」で先発出場し、４打数１安打２打点だった。打率２割９分１厘。チームは６―３で勝った。
デュランの先頭打者弾となる２０号ソロで先制した初回二死二、三塁のチャンスで１打席目が回ってきた。相手先発は右腕ロドリゲス。カウント３―１からの５球目、外角低めの９３マイル（約１５０キロ）のシンカーを捉えると痛烈なゴロは中前に抜ける２点適時打となった。
４回先頭は遊飛、６―１の５回二死一塁はカウント２―１からの４球目、スプリットを引っ掛けて二ゴロに倒れる。８回一死無走者は３番手の右腕スワンソンと対戦。カウント１―２からの４球目、外角に大きく外れるストレートを自信を持って見送るが、球審は「ストライク」をコール。フラストレーションの残る見逃し三振に倒れた。
ブルージェイズ打線に１１安打許すも５人の継投で逃げ切り、連敗を４で止めた。ワイルドカード圏内まで４・５差に踏みとどまり、プレーオフ出場に望みをつないだ。