サウジアラビア1部アルナスルのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(39)があの名将の指揮官就任を熱望している。
C・ロナウドはサウジアラビアに移籍して以降、個人としては結果を残しているものの、チームは一度もタイトルを奪取できていない。フランスメディア「FOOTMERCATO」は「ポルトガル人(C・ロナウド)はこの呪いを克服できていない。キャリアの中ですべてを勝ち取ってきた選手にとって際立った事実である」と伝えた。
しかも今季のアルナスルはスタートダッシュに失敗し、早くも指揮官交代が浮上。同メディアは「ポルトガル人技術者(ルイス・カストロ監督)は重圧がかかっているが、それ以上にC・ロナウドの怒りに直面しなければならない」と報じるように、解任は時間の問題とみられている。
その上で「C・ロナウドはアルナスルの監督を誰にするかを選ぶ際に、ちゅうちょせず(ジネディーヌ)ジダンを理想的な候補者として直接指名したという」と指摘した。
スペイン1部レアル・マドリードを欧州チャンピオンズリーグ制覇に導いた名将で欧州ビッグクラブがこぞって招へいに動くなど超人気銘柄。しかし、これまでにサウジアラビアのアプローチに好意的に反応したことがないという。輝かしい自身のキャリアに傷を付けたくないC・ロナウドの〝要求〟にアルナスルの経営陣の対応が気になるところだ。