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【阪神】痛恨2連敗で4位DeNAと1・5差 岡田監督憤慨「オレが一人カリカリ怒ってるだけやんか」

東スポWEB 2024年8月28日 22時15分

阪神は28日のDeNA戦(横浜)に2―3で敗れ、カード負け越しが決定。先発・村上が6回3失点で今季9敗目を喫し、打線も流れに乗り切れなかった。岡田彰布監督(66)は、「一つ一つ勝っていく? そんなんなんも伝わってけえへんけどな。オレが一人カリカリ怒ってるだけやんか」と憤慨しながら、球場を後にした。

中10日で先発のマウンドに上がった村上は、痛恨の1球に泣いた。井上のプロ初となる1号ソロで2―2の同点に追いついた直後の6回。一死からオースティンに149キロの直球をコンタクトされ、右翼席に飛び込む22号ソロを浴びた。瞬く間に勝ち越しを許し、7回の攻撃で代打・小野寺が送られて降板。指揮官は「(オースティンへの)真っすぐはないで。何十回言うてんのよ。ずっとやん、一緒やん。それでも投げてんねんからしゃーないけど。力勝負では勝てへんって」と言い放ち、村上&坂本のバッテリーに怒り心頭だった。

打線は4~6番を改造し、昨季16勝左腕・東に挑むも思うようにはいかなかった。7月12日の中日戦以来の4番となった大山が初回に先制打を放つと、25日に一軍再昇格となった5番・井上もプロ初本塁打を記録。4、5番が起用に応える活躍を見せた一方で、6番に降格した佐藤輝は前夜に続いて4タコだった。岡田監督は「(井上)は初ホームランやろ、そら応えたよ」とたたえつつ、4番を変更したことについて「4番(佐藤輝)が打てへんからやんか。よう使うた方やと思うで」と呆れ顔で語った。

負けられない戦いで痛恨の2連敗を喫した岡田虎。4位・三浦ベイに1・5ゲーム差に詰め寄られ、CS出場も危うい状況となってしまった。

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