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【阪神】6番降格の佐藤輝明 チャンス生かせず4タコ&20個目の失策で悔しさにあらわ

東スポWEB 2024年8月28日 22時55分

阪神は28日のDeNA戦(横浜)に2―3で敗れ、痛恨の2連敗を喫した。前夜無安打に終わり、4番から6番に降格となった佐藤輝明内野手(25)は、この日も4タコに終わった。

この日は先発左腕・東相手に、初回二死二塁から4番・大山の右前適時打が飛び出し、幸先よく先制に成功。5番・井上も左翼への二塁打で続き、二、三塁と好機を拡大した。しかし、佐藤輝はカウント2―2からワンバウンドしたチェンジアップに空振り三振。チャンスを生かすことはできなかった。

さらに、1点ビハインドの4回には先頭で打席が回ったが、初球のスライダーを打ち上げて遊飛。同点に追いついた直後の6回にもカウント1―2からまたもやチェンジアップにバットが空を切るなど、最後まで苦戦した。

守備では2回一死から宮崎のバウンドの変わった痛烈な打球を好捕。しかし、一塁送球が高く浮き、今季20個目の失策を喫した。試合後は打順や状態について問われるも、「関係ないと思います」と繰り返し、「(東が)本当にいいボール投げてたんで。それだけっすね」と悔しさをにじませながら球場を引き上げた。

7月から8月前半にかけては14戦連続安打を記録するなど、勢いに乗っていた虎の背番号8。この日の黒星で4位・DeNAに1・5ゲーム差に詰め寄られ、CS出場も危うい状況となってしまったチームを救うためにも、一刻も早い復調が待たれる。

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