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【U18日本代表】大学日本代表相手に京都国際・中崎琉生が2連続K含む3回1失点「いい収穫」

東スポWEB 2024年8月28日 23時4分

野球U18(18歳以下)アジア選手権(9月2日開幕・台湾)に出場する高校日本代表が28日、大学日本代表との壮行試合(ほっともっと神戸)に臨み、1―7で大敗した。

力量の差をことごとく見せつけられたものの、それでも随所でU18代表の面々が存在感を示した。キラリと光り輝いたのは夏の甲子園大会で初優勝した京都国際のエース左腕・中崎琉生投手(18=3年)だ。先発マウンドに立ち、大学代表の精鋭を相手に3回1失点と好投。スリークオーター気味の変則投法から繰り出す球で大学生のトップクラスたちを翻弄した。直球は140キロ台ながらも球の出どころが分かりにくく、相手打者も悪戦苦闘。要所で角度のついたチェンジアップもまじえ、2回には2者連続で空振り三振を奪った。

登板後は「失点はしてしまったけれど、マウンドを楽しめて良かった。いい収穫になった」とコメント。夏の甲子園大会・決勝の先発マウンドで9回無失点の力投を見せ、チームを全国制覇に導いてから休む間もなく代表チームに合流した。それでも左腕は「疲れよりもレベルの高い選手とやれて、いい刺激になっている」と言い切る。

試合後の高校日本代表・小倉全由監督(67)も「ドラフトにかかるような大学生投手の速球を見せてもらった。この経験をプラスにし、台湾へ向かいたい」。アジアナンバーワンの座に向け、小倉ジャパンが固い決意を胸に海を渡る。

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