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脚にギプスをしたカエルがインターネットで話題 ポーランドの獣医学生が救う

東スポWEB 2024年8月29日 11時34分

脚にギプスをしたカエルの画像がインターネットで話題になっている。ポーランドの獣医学生であるイザベラさんが骨折したカエルを道端で発見し、救ったのだ。ポーランドメディア・ラジオESKAが28日、報じた。

イザベラさんはX(旧ツイッター)に先日、脚を骨折したカエルのレントゲン写真とギプスをした画像とともに「やっと言えます。しばらく前、私は夜酔っぱらって帰って来て、脚を骨折したカエルを見つけたので、元に戻るように素晴らしい病院に送りました。やっと解放されました」とつづった。

数か月前、イザベラさんはパブから帰る途中、道端で苦しんでいるカエルを発見した。家に連れ帰り、脚が折れていることに気づいた。友人の獣医師アニエスカ・スクロバツさんに連絡した。スクロバツさんの病院は320キロも離れた場所にあるため、イザベラさんは相乗りアプリを使って、そちらに向かう見知らぬ人にカエルを運んでもらうよう手配した。

カエルは無事、スクロバツさんの病院に到着。ザブソンと名付け、骨折箇所をギプスで固定し、抗生物質と抗炎症薬で治療した。2か月後、ギプスが外れ、水槽で観察。スクロバツさんはザブソンが自力で生きていけると判断し、近所の公園の池に放した。

状況報告を受けたイザベラさんは「道端で救出したカエルが今は健康で自然に戻れると知ることができて、本当に最高の気分でした」と述べた。

イザベラさんのXには、ユーザーから「あなたのような人がもっと増えて、世界がより良い場所になることを願いましょう」「ギプスをはめたカエルを見ることになるとは思いませんでした」などのコメントが寄せられている。

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