お笑いコンビ「鬼越トマホーク」が２９日、都内で行われた「プロミスエール！プロジェクト」説明会に出席。「霜降り明星」の粗品（３１）ら若手〝毒舌〟芸人の台頭に弱音を吐いた。
消費者金融「プロミス」の同プロジェクトは、多くの人が前向きになれる社会を目指し、プロミスなりの〝応援〟を世に届けるもの。その第１弾として、防音設備の整った専用レコーディングスタジオで弱音を吐ける「弱音デトックススタジオ」がこの日、新宿駅東口前の〝３Ｄ猫ビジョンビル〟に設置された。
ヒトカラ（ひとりカラオケ）やＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「ＴＨＥ ＦＩＲＳＴ ＴＡＫＥ」のような空間で、弱音を吐いてきたばかりの鬼越。金ちゃん（３８）は「今ひと言で、それこそ『Ｘ』のひと言で仕事なくなる時代ですから、僕らビビッてますよそりゃ」と、フワちゃん失言騒動を引き合いに出し、また弱音を吐いた。
相方の坂井良多（３８）も、弱音の吐き方を報道陣に伝授することになり、こう叫んだ。
「粗品！ 俺らの仕事取るような毒舌言うのもうやめてくれ！ お前なぁ、お前らもっと他のことできるんだから、なぁ、俺らより強い毒舌言って俺らの仕事奪うのやめてくれ。お願いします」
坂井が「お前ら」と言い直したように、該当する芸人は粗品だけではなかった。金ちゃんが詳しく説明する。
「僕らまだキャラだからいいんですけど、アイツら結構本心で言ってるじゃないですか。となると毒舌芸人の毒舌がメチャクチャ弱くなるんですよ。だから俺らとか、今ねぇ、みんな毒舌芸人は震え上がってますよ。若者がねぇ、すごいんスよ。『令和ロマン』の（高比良）くるまとか、粗品とか、とんでもないことになってるんで。それをちょっと、本人（若手じゃない毒舌芸人）たちは言えないんで、こういうを媒体通して言わせていただきました」
このスタジオは無料で利用でき、９月１日までの期間限定オープン。吐いた弱音を録音した、世界に１つだけのカセットテープももらえる。