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【大相撲】豊昇龍 琴桜に対抗心「同じ大関同士で負けられない」

東スポWEB 2024年8月29日 16時5分

同じ大関には負けられない。大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)を控えた29日、国技館で横綱審議委員会(横審)による稽古総見が開かれた。大関豊昇龍(25=立浪)は、大関琴桜(26=佐渡ヶ嶽)らと計16番取って9勝7敗だった。

稽古後に豊昇龍は「調子は悪くない。前に出る相撲が取れているし、いい感じに体は動いている」と納得の表情を浮かべた。

先場所12日目の取組で、琴桜を首投げで破った際に右股関節を負傷。患部の状態については「先場所のケガの状態もある。完全に治ったわけではない」と説明し「(体重が)先場所から10キロ重くなった」と秋場所に向けて増量したことを明かした。

この日は横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)が、糖尿病とヒザの負傷により不参加。関脇貴景勝(常盤山)も首痛で不在の中、琴桜と11番取って5勝6敗だった。豊昇龍は「今日準備している時に(お互いに)『やるか』と。同じ大関同士で負けられないし、大関と稽古をするのは身が入る」と対抗心を燃やしていた。

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