ドジャース・大谷翔平投手(30)が大役を果たした。
28日(日本時間29日)に本拠地ドジャー・スタジアムで行われたオリオールズ戦は、自身と愛犬「デコピン」のボブルヘッドデー。4万人のファンに特製の首振り人形が配布されたほか、異例の形式で行われた始球式では絆の深さを見せた。デコピンはマウンドから走り始め、捕手代わりとなった大谷のもとへボールをくわえたまままっしぐらだった。
試合では42号ソロ、2盗塁を決めて今季42盗塁目をマーク。試合後に大谷は始球式について「打席よりも緊張しました」と表情を緩め「素晴らしかったですね」とデコピンを絶賛。準備期間は「2、3週間」だったいい、本番を想定して「1回ここにも来て予習をしました」という。それでもこの日は5万人を超える大観衆の中での大役。大谷は「いいおやつでも買ってあげたいなと思います」とごほうびを用意するつもりのようだ。
「ボブルヘッドの日も決まってたので。誰のアイデアなんですかね。やってみようかみたいな感じで、できるんじゃないの? みたいな。失敗してもそれはそれでいいのかなという感じでやりました」
物おじしないところは〝大谷譲り〟なのかもしれない。