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【F1】ペレス更迭論にレッドブルのホーナー代表が激怒「誰と代えるんだ?なぜ代えるんだ?」

東スポWEB 2024年8月29日 19時4分

F1レッドブルで不振のため噴出しているセルジオ・ペレスの更迭論に対して、クリスチャン・ホーナー代表が激怒した。

ペレスは今季のパフォーマンスが低迷を続けており、製造者部門のタイトル争いでチームは危機的状況を迎えていることからドライバーの交代論が沸騰。RBの角田裕毅や同僚のダニエル・リカルドらが昇格候補に挙がり、ペレスの更迭は有力視されたが、その背後にあるスポンサーの影響力などもありレッドブル側は続投を決断した。

しかし、夏季休暇を明けてもペレスのドライビングは精彩を欠いていることから更迭論が再燃。英スポーツ専門放送局「スカイ」に出演したホーナー代表は、同局でF1担当を務めるナタリー・ピンカム氏からペレスの件について追及された。米誌「スポーツイラストレーテッド」がそのやり取りを詳報している。

ピンカム氏はペレスの低調ぶりを批判し、なぜレッドブルがペレス続投に固執するのか問いただすと、ホーナー代表は「それで、誰を入れるんだ?」と不機嫌に。

するとピンカム氏は「私はレッドブルのボスではない」と応戦すると、一気にヒートアップ。ホーナー代表はすぐさま「いや、でも誰と代えるんだ? なぜ代えるんだ?」と怒りをあらわにした。

さらにピンカム氏が「それは、明らかな候補者がいないからですか? だから彼を引き留めているのですか?」と矢継ぎ早に問うと、ホーナー代表は「もっと良い方法があると感じていたら、われわれはすでに変更していただろう」と角田などの候補はレッドブルに適していないとの見解を示した。

衰えが顕著なペレスは、それでも王者レッドブルのシートにふさわしいのか。ホーナー代表の〝強弁〟は議論を呼びそうだ。

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