日本サッカー協会は２９日、北中米Ｗ杯アジア最終予選の中国戦（５日、埼玉）とバーレーン戦（１０日、マナマ）に臨む日本代表メンバーを発表し、準強制性交致傷罪などで刑事告訴されて不起訴となったＭＦ伊東純也（スタッド・ランス）が復帰を果たした。
森保一監督は伊東の復帰について「彼が落ち着いて、日本代表の選手として向き合ってプレーできる、チーム全体として落ち着いて試合に向かって活動できるか。これまでは疑問が残るところがあった。今回招集したことは、ひとつ大きなポイントして、スタッド・ランスの選手としてジャパンツアーをして試合をした時に多くのサポーター、国民が温かく彼を見守ってくれる環境がある、落ち着いてプレーできる、チームも落ちついて活動できると判断した」と説明した。
一方で、７月に不同意性交の疑いで逮捕された後に不起訴処分となったＭＦ佐野海舟（マインツ）は選外に。所属のマインツではデビューを果たして絶好調だけに、佐野の代表復帰へファンやサポーターからは待望論が沸騰。ＳＮＳ上では「佐野海舟も戻ってきて欲しい！！」「ＩＪおかえりだけど不起訴ならＯＫってルールなら佐野海舟も呼べよな」「佐野海舟呼ぼう！」「起訴、不起訴が関係ないなら佐野海舟が呼ばれないのはおかしい」などと佐野の招集を熱望する声が続々と上がっている。
今後佐野の復帰はあるのか注目が集まる。