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【広島】〝苦手〟中日にカード負け越しで首位陥落… 九里亜蓮が先制被弾 救援陣も失点重ねる

東スポWEB 2024年8月29日 21時5分

広島は29日の中日戦(バンテリン)に1―5で敗れ、このカード負け越し。7月31日以来の「2位転落」となった。

先発・九里は3回まで中日打線を1安打に抑える完璧な立ち上がり。ところが4回、宇佐見に痛い一発を浴びた。二死一塁から甘く入ったチェンジアップを右翼席へ運ばれて0―2。鬼門のバンテリンドームで先制点を許し、カープベンチには嫌なムードが漂った。

負けるわけにはいかないカープ打線は5回に反撃開始。先頭の坂倉が右中間を破る三塁打で出塁すると続く堂林も左中間を破る適時二塁打。「打ったのはストレート。まずは1点返すことができてよかったです。追いつけるようにみんなで頑張ります」という堂林のタイムリーで逆襲ムードが高まったが、その後の一死三塁の場面で矢野は投ゴロ。三走・堂林が三本間に挟まれてタッチアウトとなり、追いつくことはできなかった。

6回には3番手・森浦が一死二、三塁から宇佐見に犠飛を許して再び2点差。8回には5番手・コルニエルが細川に2ランを浴びてとどめを刺された。

これで5位・中日には7勝11敗1分けと4つの負け越し。ゲーム差なしの巨人がこの日は雨天中止で試合がなかったためカープは首位から転落。不快感の高まる名古屋の夜となった。

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