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井上尚弥の今後は? 米専門サイトが中谷潤人&ジェシー・ロドリゲスとの対戦を猛プッシュ

東スポWEB 2024年8月30日 5時9分

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)が、WBO同級2位TJ・ドヘニー(37=アイルランド)と防衛戦(9月3日、東京・有明アリーナ)を控える中、早くもモンスターの今後に注目が集まっている。

米専門サイト「BOXINGNEWS.COM」は「井上尚弥〝怪物〟に現実的に挑めるのは誰か?」と題する記事を掲載。今回対戦するドヘニーの実力を評価しながらも「もし井上が予想外の敗北を喫するようなことがあれば、それはボクシング史上最大の衝撃の一つとして語り継がれるだろう」「その立派な戦績にもかかわらず、ドヘニーには井上戦で勝つチャンスがほとんどない」とモンスター圧勝を断言した。

その上で「(現階級に)モンスターに挑戦できるファイターがいないことは明らかだ」「井上が別の対戦相手を打ちのめすのを見るのは楽しいが、ファンが井上の挑戦をきちんと見たいと思う時が近いうちに来るだろう。したがって、最も明白なステップは、2025年にフェザー級に転向することである」と来年の階級変更を提言した。

さらに、同記事では〝別の選択肢〟も提示する。「井上がスーパーバンタム級にとどまる場合、実現すれば間違いなくファンを興奮させるもう一つの選択肢がある。井上と同じように、軽量級には階級を上げ続けられる特別なファイターが2人いる。同じ日本人のパウンド・フォー・パウンド(PFP)のスター、中谷潤人は間違いなく世界最高のバンタム級選手であり、WBCタイトルを保持している。井上と同様、中谷も小柄ながら圧倒的なパワーを持ち、それを武器に3階級制覇の世界王者になった。この2人の日本人対決は、最大の一戦となるだろう」と」と記した。

さらに「さらに1階級軽い階級には、もう一人のPFPファイター、ジェシー〝バム〟ロドリゲスが潜んでいる。この米国人は今年、フアン・フランシスコ・エストラーダからWBCスーパーフライ級のベルトを奪い、2階級制覇王者となった。井上とバムの一戦は、世界中のファンの注目を集めるもうひとつのメガバウトとなるだろう」と指摘した。

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